普通自動車2種免許 取得のながれ

雑記

こんにちは、今回は2種免許取得の流れについて
私の経験に基づいて書いていきます。
これから免許を取得される方のお役に立てればと思います。
注:バスは大型2種免許が必要となります。

1.普通2種免許について

まず、タクシードライバーになるためには普通2種免許(以下2種免許)の
取得が必要となります。

1種免許の大きな違いは、お客様を乗せて運転ができるかどうかです。
人の命を運ぶわけですからプロのドライバーとしての運転技術
お客様に不安を感じさせないような安全でスムーズな運転が求められます。

2種免許はワンランク上の免許となりますので
学科試験や実技試験も難しく、厳しい内容となっているため
1発合格は難しく、平均で4~5回程で合格される方が多いと聞いてます。
私と同じ日に試験を受けていた方で、今回が10回目という方もいらっしゃいました。学科は合格できても、実技試験で落ちてしまう方が多いようです。

2.免許取得費用

免許取得費用に関しては、各タクシー会社が代わりに支払いをしてくれる所がほとんどだと思います。
しかし、会社によっては規定があると思うので面接時等に聞いてみる事が大切だと思います。
例)2年未満で退職された方は実費負担となります。等

私の今回の免許取得にかかった費用は10万弱と聞いております。
教習期間が8日で、試験が1日。合わせて9日で免許取得できました。
運よく一発合格できたので10万弱で収まりましたが
試験に何度も落ちるとその分費用がかかりますので
会社の為にも、自分の為にもはやく合格できるように頑張りましょう!

3.試験について

試験は、学科試験と実技試験に分けられます。

学科試験は全95問。100点中90点以上で合格となります。
文章問題1問1点、イラスト1問2点の減点法で採点されます。
全問マークシートを塗るタイプの〇×問題となってます。

実技試験は試験場内試験と路上試験のそれぞれの合格が必要です。
合格基準はそれぞれ90点以上といわれています。(100点から減点方式)
場内試験では、縦列駐車or方向転換+鋭角。
後退時など各安全確認を確実に行い、焦らずこなせば大丈夫です!

路上試験では、試験官の指定する場所でのUターンと
指定する場所に寄せて停車を3回、指定する物に合わせての停車があります
Uターンの場所はほとんど変わりませんが、停車の指示は毎回変わるため
臨機応変に対応しなければなりません。
また、停車の際に幅寄せが甘かったりすると減点対象となるので注意しましょう。

筆記試験も実技試験も1種免許よりも難易度は高くなっているため
舐めてかかると何度も試験を受ける羽目になるのでしっかり勉強しましょう!

4.試験の様子

学科試験は広い教室で行われました!
試験中は当然ですが、カンニングや不正行為をすると即退場なので
実力で挑みましょう!
学科試験はテキストを元に過去問をしっかりやりこんでいれば十分合格
できると思いますので頑張りましょう。
あくまで私の主観ですが、当日の試験は過去問よりも簡単でした。笑

次に実技試験ですが、場内試験→路上試験の流れとなってます。
場内試験終了後、合格していたらすぐに路上試験に入り
試験終了後に試験官から直接合否の発表があります。
場内試験は落ち着いてこなせば大丈夫かと思いますが
路上試験はその時の状況でかなり難易度が変わってくるので
試験官の指示に従い周りの状況をよく見て対応しましょう。
試験の時に限って路上駐車されていたり、危険運転をしてくる車がいますからね。笑

5.まとめ

これから、2種免許を取得される方は、スグ取得できると思わずに
しっかり勉強して対策をしないと何度も受けなおす事になってしまうので
気をつけてください!

既に取得されている方は2種免許は国にプロドライバーとしての資格が
あると認めて頂いているという事を心に刻み、一般ドライバーよりも
丁寧で安全な走行を心がけてください。
「2種免許を持ってる人の運転はすごい」「乗っていて不安がない」と
言ってもらえるように、仕事中だけでなく日頃から誇りを持って頂きたいと思っております。

共に、頑張りましょう!

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